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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2023年3月20日配信)

第223回 『「 腸 活 」で「ニキビ改善」 〜(51)腸内フローラを健やかに保って「 ニキビ改善 」(6)〜「酪酸菌」が最重要です!! 深掘り その3』

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

 

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

前回、ご紹介したのは以下のストーリーでした。

ある日の朝、
スマホの『壁紙』が
数年前撮影した『母校(札幌医大)の遠景の写真』に偶然設定される。
私のスマホが『母校愛』感じるスマホにアップデート(笑)。

 ↓

その夜、
普段、スルーしていたWEBセミナー講演会のお知らせのハガキが
届いていたことに気づく。

 ↓

たまたま見ると
『母校(札幌医大)の同期4名が出演する母校愛溢れるセミナー』
のお知らせだったことに気づき驚く。

( https://www.tokachi-media.com/content/923 をご覧ください。)

という内容でした。

このWEBセミナー講演会は、
札幌市内の有力病院の要職に就く同期の優秀な医師が連携した上で、
それをつなぐ後援者がいないとできない素晴らしい企画。

『母校愛』がないとこんな企画は生まれません。

『壁紙』と『講演会』そして『母校愛』。
こんな偶然があるのかとびっくりしました。

2月15日午後7時から
その『90’S ハイブリッドセミナー』を視聴しました。

最初は、札幌秀友会病院院長 安斉先生が座長を務め、
札幌禎心会病院脊椎・脊髄末梢神経センター
センター長 秋山先生が演者を務める 
『完全内視鏡下脊椎手術』のお話です。

安斉先生は低音の落ち着いた魅力ある声で座長を務めました。
WEB上でもイケメンぶりを遺憾なく発揮し、
さすが院長先生という感じでした。

千葉県出身の秋山先生は母校を卒業後、慈恵医大脳神経外科に入局。
カナダ留学を経て脊椎外科分野では国内有数の医師となりました。
超絶テクニックを駆使した手術動画を解説して頂きました。
緻密かつ大胆な手術、診療の様子に度肝を抜かれました。

次は、国内有数の脳神経外科病院である中村記念病院、
脳神経外科 診療本部長・脳卒中センター長が演者を務める
上山先生による『脳梗塞の抗血小板療法』のお話です。

上山先生は、診療部門のトップの要職についています。
度々、新聞などにも登場。
多数の人員を束ねる激務をこなしています。

茶目っ気たっぷりに90年代の懐かしい写真をまず披露。
笑いを誘った後、
優しいユーモアセンス溢れる語り口で講演されました。
様々なデータを駆使して微妙な匙加減が必要とされる薬物療法に
ついて多数の経験を交えて解説されました。

札幌禎心会病院 副院長/心臓血管センターセンター長の長谷先生。
座長を務める長谷先生は循環器内科医の立場から、
上山先生の薬物治療の必要性、重要性をまとめました。
さすが巨大組織の副院長です。

あっさりとWEBセミナーは終了しました。

同期4名の成長した姿を見て
私はため息をつくしかありませんでした。

それでも、
『 地方の一皮膚科医としては頑張っている方かな。
  格好良くはないけれど
  健康に気をつけて「しぶとく」働いて生き残るだけだな 』
と自分を励ましました(汗)
確実に実績を積み重ねて成功することができるひとは一握り。

『 普通のひとができるのは「しぶとく」働くこと 』
です。

『 「しぶとく」働くことは
  厳しい時代を乗り越えるための「貴重な糧」 』
となります。

このコラムは
『 ニキビ改善につながる情報を「しぶとく」配信すること 』
を心がけています。
一生懸命『ニキビ治療』に取り組んでいても
一進一退で結果が出ない時があります。
次々問題が発生してつらい時もあります。
私の仕事は
『ニキビに悩む世界』にやむを得ずお住まいの読者が
『ニキビ無しの世界』にお住まいになれるように
橋渡しする役目。
『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 32年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿など
 「1日1日を大切に生きる」そして「ニキビ改善」につながる
  重要な「情報」を「しぶとく」継続して提供。

 「ニキビ無しの別世界」への道が開ける定期便 』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せて
います。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、 ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を32年やってきた中で非常に重要と思い標語に したものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

(バックナンバーは  http://www.tokachi-derma.com/content/column をご覧下さい。)

第165回からは、
医師の『小林弘幸先生』の本
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(KKベストセラーズ)
の最終章にある『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
『 腸を整える 』という項目を発展させ、
『 腸 活 』について独自に掘り下げ、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えています。

『 腸 活 』とは、腸内にいる細菌の『善玉菌』を強化し、
正常な腸内環境を保って健康な体を手にいれることです。

『 腸 活 』が上手く行くと、
便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんの
『ニキビ改善』につながります。

前回は、
『 腸内フローラ 』を健やかに保って『 ニキビ改善 』をはかる方法
の5回目。『酪酸』について深掘りして考える2回目でした。
『 大腸で「酪酸菌」を増やすには
  ゴボウ、タマネギ、ニンニク、ネギなどをたくさん食べること 』
しかないについて解説しました。
今回は、
『 腸内フローラ 』を健やかに保って『 ニキビ改善 』をはかる方法
の6回目。
『酪酸』について深掘りして考える3回目です。

『 大腸の「酪酸菌」が減少すると起こる主な病気 』
についてお話しします。
最近、偶然ですが『酪酸』について
YouTubeの動画を見る機会がありました。

『東大の微生物博士が教える コロナに殺されないたった1つの方法』
(東京大学名誉教授 小柳津広志 著)

についての動画です。

『フラクトオリゴ糖』を摂ることで、
『酪酸菌』が腸内で増え免疫力が上がるという内容です。

私は『酪酸菌』を摂る方法で、
『酪酸』の効果を実感できるか自身で試験してみました。

『酪酸菌』関連の医薬品というと『ミヤBM』(ミヤリサン製薬)。
亡くなった胃腸が弱い祖母が愛飲していたのが『ミヤリサン』
でしたから安心感もありました。

幼稚園から小学低学年の頃、
一時、私も飲んでいた(驚き!)こともありました。
(甘味のあるおいしい薬だったことを覚えています。)

正式な用量 1日3〜6錠を3回に分割投与するとありました。

試しに1日1錠だけ内服してみました。

数日経って気がついたこと。

トイレに行く回数が減りました。

下痢もあまりしなくなりました。

体調も問題ありません。

消化器系でこんなに効果を感じる医薬品はこれまでありませんでした。

乳酸菌その他も、試していましたが効果は感じられませんでした。

『 酪酸菌 = 最強 』ということで、

『 「 酪酸菌 」 について深く考えていくことが非常に重要 』
という結論に至り、深掘りを行なっています。

『酪酸菌』は、
現在問題になっている感染症対策として有効とも考えられ
一石二鳥です。

著書の中で、小柳津先生は

『 イ)根本的に新型コロナを防ぐには、体質改善が重要。

  ロ)いまの対策だけでは、
    このさき訪れるであろう感染爆発を防ぐのは無理。
  ハ)感染しやすい体質の人を、
    感染しにくい体質に改善することが、
    根本的なパンデミック(感染爆発)対策。

  ニ)「食物繊維をたくさんとって、大腸の酪酸菌を増やす食生活」
    が最重要。

  ホ)食物繊維をたくさんとると、睡眠が深くなり、
    成長ホルモンなどもたくさん分泌されるようになるため、
    一般的に言われている「免疫が上がる」効果がある。

  へ)世界の識者や学者たちは誰も指摘していないが、
   『コロナに殺されない、
    たった一つの方法は大腸の酪酸菌を増やすこと』
    である。                        』

と力説されています。『酪酸菌』恐るべしですね。
今回は、

『 大腸の「酪酸菌」が減少すると起こる主な病気 』 についてお話しします。

小柳津先生によると以下の病気があげられるそうです。

『 大腸の「酪酸菌」が減少すると起こる主な病気 』

1) 花粉症
2) 喘息
3) アトピー性皮膚炎
4) 食物アレルギー
5) ペットアレルギー
6) 便秘と下痢症
7) 痔
8) 関節リウマチ
9) 潰瘍性大腸炎
10) 多発性硬化症
11) 膠原病
12) パーキンソン病
13) うつ病
14) パニック障害
15) 自律神経失調症
16) 睡眠障害
17) 発達障害

医学的に見ると関連性に疑問を持ちそうです。

しかし、最近の医学研究によると
『 炎 症 』というメカニズムで関連性が説明される
と小柳津先生。

『 新型コロナの重症化 』は、
『 免疫の暴走であるサイトカインストーム 』で起きます。

『 新型コロナによるサイトカインストームは、
  感染部位にマクロファージなどによって
 「 炎症性サイトカイン 」が大量に放出される「 炎 症 」』
です。

1) 『 花粉症 』 は、
花と目に花粉がつき、
これがマスト細胞(獲得免疫の細胞)表面の抗体について
マスト細胞からヒスタミンを放出させる『 炎 症 』です。

13)『 うつ病 』 は、
ストレスによって脳の一部の細胞が壊れて、
ダメージ関連分子パターン(DAMPs)となり、
脳の血管などの細胞のDAMPs受容体(自然免疫の受容体)
に伝えられて起こる『 炎 症 』です。

『 新型コロナの重症化 』、『 花粉症 』、『 うつ病 』は、
『 炎 症 』のタイプは違いますが、
免疫系が起こす『 炎 症 』です。

免疫の暴走を抑える『 Tレグ細胞 』は、
これらの免疫系が起こす『 炎 症 』を抑えます。

( 『 Tレグ細胞:制御性T細胞 』:
T細胞の一種で、
免疫細胞が過剰に働くことを抑制的に制御し、
アレルギー反応や炎症反応などを抑える働きがあります。
近年、腸内細菌の中に『 Tレグ細胞 』の働きに影響を及ぼすものがある
と報告があり、
これらの細菌が『 Tレグ細胞 』を介してヒトの健康維持に大きく関与する
のではないかと考えられています。 )

また、科学誌Natureの掲載論文(#)によると

『 食物繊維の多い食事を摂ることで腸内細菌の活動が高まり、
  その結果多量の「酪酸」が作られ、
  この「酪酸」が炎症抑制作用のある「Tレグ細胞」を増やす 』

ことが証明されています。

(#)腸内細菌が作る酪酸は制御性T細胞を誘導して、腸管の炎症を抑制する
  Nature (2013) doi:10.1038/nature12721
コロナ禍の数年。
私は外来患者さんの様子から、
様々な異変を察知しました。

皮膚病でいうと、
アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、蕁麻疹が悪化する例が多く見られました。

帯状疱疹や単純ヘルペスも激増しています。

また、通常、中年女性に時々発症する膠原病が
80歳程の男性老人に発症してびっくりする
などの例を経験しています。

また、
若い患者さんがうつ病を発症したり、
様々ながんに罹る方も多く、
その進行の速さに驚くこともありました。
小柳津先生の力説する、
『 へ)世界の識者や学者たちは誰も指摘していないが、
   『コロナに殺されない、
    たった一つの方法は大腸の酪酸菌を増やすこと』
    である。                    』

は本当だと思います。

これは大変なことになるという
大きな危機感を日々抱いて診療しています。

それだからこそ、
私は『 酪酸菌 』を増やすミヤBMを毎日内服し、
玉ねぎやごぼう、にんにく(黒にんにく)、ネギなども
意識的に食べています。

本当にくどいですが、以下をまた繰り返しさせてください。
小柳津先生のありがたいまとめのお言葉です。
『 ゴボウ、タマネギ、ニンニク、ネギなどをたくさん食べると
  大腸で「酪酸菌」が増えます。
  毎日これらの野菜をたくさん食べれば、
  コロナなどの感染症にならない体質になります。
  毎日、ゴボウ1/2本、タマネギ1個を食べる
  程度が現実的でしょう。 』
今回の『酪酸菌』の3回目の深掘りはここまで。
便秘などの『腸内環境』の異常でお悩みの『ニキビ』患者さんは多いです。
『   「 大腸の「酪酸菌」が減少すると起こる主な病気 」
             に追加として
18)ニキビ 
とするのもアリ 』

と考えます。
『腸内環境』の改善に努めることで
『(炎症性の)ニキビ改善』につながる患者さんも多いからです。

『      腸内フローラの健康を維持するためには、
  外部から乳酸菌やビフィズス菌など生体にとって有用な菌を摂取する
          ことも重要。

         しかし、それ以上に

         大腸内の腸内フローラに
  未消化多糖類である食物繊維やオリゴ糖など重要な栄養分を供給して
           嫌気発酵を行わせ

     大腸粘膜上皮細胞の第一番目のエネルギー源である
       「 酪酸 」を合成させる

      ことが腸の機能を保つ上で最も重要である。 

「 新型コロナの重症化 」、「 花粉症 」、「 うつ病 」は、
    免疫系が起こす「 炎 症 」による病気。

     「 ニキビ 」もその一つと考えられます。

     免疫の暴走を抑える「 Tレグ細胞 」は
        「酪酸菌」により増加し
   「 炎 症 」を抑えて病気の改善につながります。

       このことをよく理解した上で
        腸内環境を整えましょう。

       私の経験でも「酪酸菌」の摂取により
    腸内環境が大幅に改善する結果が得られました。
   東京大学名誉教授 小柳津広志 先生は 著書の中で、
 「食物繊維をたくさんとって、大腸の酪酸菌を増やす食生活」
         が大切と語られています。
1)毎日、ゴボウ、タマネギ、ニンニク、ネギを食べる。
2)ネットやドラッグストアでも購入できる『ミヤリサン』を内服する。

        今日からでもできる大切な方法です。
   健康な生活が可能となり「ニキビ改善」につながります。    』
『ニキビ改善』はもちろん、
健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

[今回のポイント]は以下の通りです。

【今回の4決め!落ち穂拾い】
『  腸 活 」で「ニキビ改善」
〜(51)腸内フローラを健やかに保って
「 ニキビ改善 」(5)〜 
「酪酸菌」が最重要です!! 深掘り その3   』

  • ・ 医師の『小林弘幸先生』の本
      『自律神経が整えば休まなくても絶好調』の最終章にある
      『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
      『腸を整える』という項目を発展させ、
      『 腸 活 』を独自に掘り下げています。
  • ・『 東大の微生物博士が教える 
       コロナに殺されないたった1つの方法 』
      (東京大学名誉教授 小柳津広志 著)の中で、

      小柳津先生は
     イ)根本的に新型コロナを防ぐには、体質改善が重要。

     ロ)いまの対策だけでは、
       このさき訪れるであろう感染爆発を防ぐのは無理。

     ハ)感染しやすい体質の人を、
       感染しにくい体質に改善することが、
       根本的なパンデミック(感染爆発)対策。

     ニ)「食物繊維をたくさんとって、
       大腸の酪酸菌を増やす食生活」が最重要。

     ホ)食物繊維をたくさんとると、睡眠が深くなり、
       成長ホルモンなどもたくさん分泌されるようになるため、
       一般的に言われている「免疫が上がる」効果がある。

     へ)世界の識者や学者たちは誰も指摘していないが、
       『コロナに殺されない、
        たった一つの方法は大腸の酪酸菌を増やすこと』
      と力説されています。
  • ・ 『 大腸の「酪酸菌」が減少すると起こる主な病気 』
                   ( 小柳津先生による)
    1) 花粉症
    2) 喘息
    3) アトピー性皮膚炎
    4) 食物アレルギー
    5) ペットアレルギー
    6) 便秘と下痢症
    7) 痔
    8) 関節リウマチ
    9) 潰瘍性大腸炎
    10) 多発性硬化症
    11) 膠原病
    12) パーキンソン病
    13) うつ病
    14) パニック障害
    15) 自律神経失調症
    16) 睡眠障害
    17) 発達障害

    医学的に見ると関連性に疑問を持ちそうですが、
    最近の医学研究によると
    『 炎 症 』というメカニズムで説明されると小柳津先生。
  • ・ 追加として 18)ニキビ とするのもアリと私は考えます。
  • ・『      腸内フローラの健康を維持するためには、
      外部から乳酸菌やビフィズス菌など生体にとって有用な菌を摂取する
              ことも重要。

             しかし、それ以上に

             大腸内の腸内フローラに
      未消化多糖類である食物繊維やオリゴ糖など重要な栄養分を供給して
               嫌気発酵を行わせ

       大腸粘膜上皮細胞の第一番目のエネルギー源である
           「 酪酸 」を合成させる
          ことが腸の機能を保つ上で最も重要である。 

    「 新型コロナの重症化 」、「 花粉症 」、「 うつ病 」は、
        免疫系が起こす「 炎 症 」による病気。

         「 ニキビ 」もその一つと考えられます。

         免疫の暴走を抑える「 Tレグ細胞 」は
            「酪酸菌」により増加し
       「 炎 症 」を抑えて病気の改善につながります。
           このことをよく理解した上で
            腸内環境を整えましょう。

           私の経験でも「酪酸菌」の摂取により
        腸内環境が大幅に改善する結果が得られました。
       東京大学名誉教授 小柳津広志 先生は 著書の中で、
     「食物繊維をたくさんとって、大腸の酪酸菌を増やす食生活」
             が大切と語られています。
    1)毎日、ゴボウ、タマネギ、ニンニク、ネギを食べる。
    2)ネットやドラッグストアでも購入できる『ミヤリサン』を内服する。

            今日からでもできる大切な方法です。
       健康な生活が可能となり「ニキビ改善」につながります。    』
  • ・『ニキビ改善』はもちろん、
     健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「 落ち穂 その206 」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

人生それなりに長く生きていると色々なことが起こります。

今回のセミナーで講演された同期4名の先生は本当に素晴らしいです。

同期では、東大医科研の教授1名や母校の教授に就任した2名がいます。
(#のNatureの論文は東大医科研の研究です。偶然ですが。)

私は、彼らとは違う道を地方で試行錯誤を重ねつつ歩んでいます。

時代はおかしな方へ進んでいるようですね。
医師が患者さんを普通に診療できる時代が続くことを願っています。

次回も『腸活』特に『酪酸菌』について考えます。
それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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