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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2022年6月20日配信)

第214回 『「 腸 活 」で「ニキビ改善」 〜(44)腸に良い油、悪い油を理解して「 ニキビ改善 」〜 市販の油を買うときは注意して「 ニキビ改善 」』

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

 

こんにちは。 とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

2022(2+0+2+2=6)年6月6日(月)。

たまたまYahoo! をみたところ
大変驚いたのが、以下のニュースでした。

『 聖飢魔II、 23年ぶりのオリジナル大教典、(アルバム)発布決定
 7年ぶりの<大黒ミサツアー>の開催も発表 』
6/6(月)14:06 配信

聖飢魔IIは、1985年デビューの悪魔崇拝系(笑)ロックバンドです。
私はメンバーのデーモン小暮さんの隠れ信者です。

学生時代は『オールナイトニッポン』などで
デーモンさんの軽快なトークに酔いしれて(笑)いました。

あまりにも世相が暗くなってきたので笑い飛ばしてみようと
第212回の小教典じゃなかった(笑)コラムで

『 聖飢魔II じゃなかった(笑)
  つい「世紀末」を意識して日々を過ごしてしまう今日この頃です。』

と書いてしまいました。

末端の隠れ信者にも、テレパシーで伝わるのかと思ってしまう
『タイミング』の良さでした。
『タイミング』はとても大切です。

『タイミング』が合うと
予想以上の大きな効果を発揮できることが多いですね。

一生懸命『ニキビ治療』に取り組んでいても
一進一退で結果が出ない時があります。
次々問題が発生してつらい時もあります。

たまたま『タイミング』が悪いだけなのかもしれません。
そんな時、このコラムの小さな情報が
『 タイミング 』よく伝わり
『ニキビ改善』につながる存在になるといいですね。

私の仕事は
『ニキビに悩む世界』にやむを得ずお住まいの読者が
『ニキビ無しの世界』にお住まいになれるように
橋渡しする役目。
『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 32年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿など
 「ニキビ改善」を意識できる「情報」を数多く提供。
 「タイミング」よく「ニキビ改善」につながり
 「ニキビ無しの別世界」への道が開ける定期便   』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せて います。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、 ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を32年やってきた中で非常に重要と思い標語に
したものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

(バックナンバーは
 https://www.tokachi-media.com/content/column をご覧下さい。)

第165回からは、
医師の『小林弘幸先生』の本
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(KKベストセラーズ)
の最終章にある『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
『腸を整える』という項目を発展させ、
『 腸 活 』について独自に掘り下げ、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えています。

『 腸 活 』とは、腸内にいる細菌の『善玉菌』を強化し、
正常な腸内環境を保って健康な体を手にいれることです。

『 腸 活 』が上手く行くと、
便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんの
『ニキビ改善』につながります。

第209回からは、
『 腸に良い油、悪い油を理解して「 ニキビ改善 」 』と題して
私たちが日常何気なく摂っている『油』について考えています。
前回は、
『 目に見えない油 』に注意して『 ニキビ改善 』をはかる方法
について考えました。

今回は、
『 市販の油 』を買うときは注意して『 ニキビ改善 』をはかる方法
について考えます。 
『腸に悪い14の習慣 「これ」をやめれば腸が若返る』
 松生恒夫(まついけつねお)著 PHP新書

という本を最近読みました。

4万件以上の大腸内視鏡検査を行ってきた消化器内科の先生が
お書きになられた本です。

14の腸に悪い習慣などがわかりやすく取り上げられていて、
実体験に基づく優れた内容が満載です。
これはぜひご紹介したいと考えました。

『 市販の油 』は、何を買えばいいのでしょうか?

スーパーなどに行くと油関係の商品が本当にたくさんあります。
では、『 市販の油 』は何を買えば良いのでしょうか。

まず最初に基礎知識として『脂肪酸』について考える必要があります。

『脂肪酸』は『脂質(油)』を構成する重要な成分です。
食品中の『脂肪』の9割が『脂肪酸』でできています。

肉の脂肪、牛乳の脂肪、魚の油、植物油など一見違った脂肪に見えますが、
その成分はほとんど『脂肪酸』です。

『脂肪酸』は炭素、水素、酸素が鎖状につながった物質で、
体の中でだんだん短くなり、
最後は炭酸ガスと水になります。

この過程でエネルギー、すなわち熱を出します。

『脂肪酸』には多くの種類がありますが、
大きく
イ)『飽和脂肪酸』
ロ)『不飽和脂肪酸』

に分けられます。

ロ)『不飽和脂肪酸』

はさらに

 1)一価不飽和脂肪酸
 2)多価不飽和脂肪酸

に分類されます。

まとめると以下のようになります。

『  脂  肪  酸  の  分  類  』

イ)『飽和脂肪酸』(化学的に安定した脂肪酸)

  バター、ラード、ヘッド、パーム油など。
  動脈硬化を促進させるLDL コレステロール(悪玉コレステロール)値
  を上昇させる。

ロ)『不飽和脂肪酸』(化学的に不安定な脂肪酸)

   

1)一価不飽和脂肪酸
     『オレイン酸』など。
オリーブオイルに多量に含まれる。
他の油をオリーブオイルに置き換えた場合、
動脈硬化を抑えるように働く
HDLコレステロール(善玉コレステロール)値を低下させることなく、
LDL コレステロール(悪玉コレステロール)値を下げる働きがある。

結 論 
 『 「オレイン酸」を多量に含む「オリーブオイル」
   を積極的に摂りましょう。』

2)多価不飽和脂肪酸

A.『n-6 系多価不飽和脂肪酸』
サラダ油、 コーン油、大豆油、綿実油、 紅花油、ひまわり油
などの種子油に多く含まれる。

『リノール酸』が大半を占める。

『リノール酸』は、
LDL コレステロール(悪玉コレステロール)値を下げる働きがある。
摂りすぎるとHDLコレステロール(善玉コレステロール)値も下げる。

多くの中食や ファーストフードなどの揚げ物、マヨネーズ等、
また、 菓子パン、クッキー 等の 菓子類にも多く含まれる。

習慣的にこれらを多く摂ると、
『リノール酸』摂取過多に傾くので注意が必要。
『リノール酸』は大腸がん等の発症には関与しないものの、
がんができた場合、がんが大きくなるのを促進することが指摘される。

結 論 
 『 「リノール酸」の摂りすぎにつながる
  サラダ油、 コーン油、大豆油、綿実油、 紅花油、ひまわり油
などの種子油は避けましょう。』
B.『n-3系多価不飽和脂肪酸』
『α-リノレン酸』、『EPA』、『DHA』など。

サバやイワシなどの青魚には、『EPA』、『DHA』が多く含まれる。

これらは、
血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)値、
中性脂肪値を下げるほかに、
糖尿病の合併症である、心筋梗塞や脳梗塞などを予防する。

大腸がん、乳がんなどの発症を抑制しないものの、
大腸がん、乳がんが発症し増殖するときに、その増殖を抑制するように働く。

  結 論 
 『 「α-リノレン酸」、「EPA」、「DHA」などを含む
えごま油、しそ油、魚油を積極的に摂りましょう。』

『 市販の油 』を買うときは注意しましょう。

購入者に判断が任されているわけですから
少なくとも買う前に立ち止まってよく考えましょう。
『ニキビ患者』さんの場合、

『自炊』できる患者さん
   と
『外食』中心の患者さん

ではその後の治療効果に大きな差があります。

『自炊』できる患者さんの場合、
『油』を選択して料理することができるためです。

『外食』中心の患者さんは、
『油』を選択して料理を食べる選択肢が少ないためです。

特に『コロナ禍』以降、
昔ながらの『飲食店』(特に和食系)の閉店が加速。

 『 「α-リノレン酸」、「EPA」、「DHA」などを含む
   えごま油、しそ油、魚油を含む食品 』

を販売する『飲食店』が減少しています。
一方、テイクアウトの『唐揚げ』や『餃子』などの

『 「リノール酸」の摂りすぎにつながる 
サラダ油、 コーン油、大豆油、綿実油、 紅花油、ひまわり油
などの種子油を大量に使用していると思われる食品 』

を販売する『飲食店』が増えています。

『ニキビ患者』さんの場合、
『油』を選択して料理することができる『自炊』がオススメです。

最近、取り上げた『野菜スープ』で『自炊』するのも良いと思います。
『ニキビ改善』はもちろん、
健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

[今回のポイント]は以下の通りです。

【今回の4決め!落ち穂拾い】
『     「 腸 活 」で「ニキビ改善」
〜(44)腸に良い油、悪い油を理解して「 ニキビ改善 」〜
市販の油を買うときは注意して「 ニキビ改善 」   』

  • ・ 医師の『小林弘幸先生』の本
      『自律神経が整えば休まなくても絶好調』の最終章にある
      『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
      『腸を整える』という項目を発展させ、
      『 腸 活 』を独自に掘り下げています。
  • ・ スーパーなどに行くと油関係の商品が本当にたくさんあります。
      『 市販の油 』は何を買えば良いのでしょうか。
  • ・『オレイン酸』を多量に含む『オリーブオイル』
      を積極的に摂りましょう。
  • ・『リノール酸』の摂りすぎにつながる 
      サラダ油、 コーン油、大豆油、綿実油、 紅花油、ひまわり油
      などの種子油は避けましょう。
  • ・『α-リノレン酸』、『EPA』、『DHA』などを含む
      えごま油、しそ油、魚油を積極的に摂りましょう。
  • ・『ニキビ患者』さんの場合、
      『油』を選択して料理することができる『自炊』がオススメです。
      『野菜スープ』で『自炊』するのも良いと思います。
  • ・『ニキビ改善』はもちろん、
      健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その197」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

外来で患者さんと会話するとき。

昔、習得したデーモン小暮さん流の『声色を変える方法』を
時々使用しています。

高齢の患者さんは耳が遠く、
普通に会話しても全く伝わらないことも
『声色を変える方法』で伝わる(笑)ことが多いので助かっています。

『高齢化』や『認知症』の患者さんが増え、
『 デーモン流声色を変える方法 』の出番が増えることでしょう。
  次回も『 油 』について考えます。
それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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