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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2022年5月20日配信)

第213回 『「 腸 活 」で「ニキビ改善」 〜(43)腸に良い油、悪い油を理解して「 ニキビ改善 」〜 目に見えない油に注意して「 ニキビ改善 」 』

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

 

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

『        こんな時代だから

        幸せは健康が連れてくる
    さあ、死ぬまで「 元気 」に生き抜こう       』

書店の店頭で私の目を釘付けにした言葉です。

週刊現代 3月12・19日号
  の表紙に書かれていたキャッチコピーです。

私よりも少し上の年齢層向けの健康法をまとめて解説した特集記事
に対して書かれたものです。

この言葉が気に入って購入しました。

記事の中身はさておき、
最近1〜2年で体調を崩す患者さん
(特に高齢者ですが若年者でも異変あり)が急増している
ことを外来診療の中で痛感しています。

もちろん患者さんの高齢化もありますが
『 時計の針が 5年進んでしまった感じ 』
なのです。

つい2〜3ヶ月くらい前には普通に歩行していた
元気な100歳の患者さんが外来でいきなり転倒したり。

70代の患者さんが、前日、普通に外来を受診したと思ったら
翌日、自宅で急にふらついて顔面から転倒。
顔面にひどい傷を負って即日受診したり。

帯状疱疹は例年の2〜3倍くらいの患者さんが罹患しています。
( 1ヶ月に2度罹患したとしか考えられない馴染みの患者さん
  もいます。
 「俺の体はどうなってしまったんだ」と嘆いていました。)

原因は様々だと思いますが
『この患者さんはもう長くはないな』
と冗談抜きで思うことが多くなりました。

自分自身の生き方について考えることも増えました。
長らく手付かずだった身の回りの整理についても
ようやく着手しました。

『        こんな時代だから

        幸せは健康が連れてくる
    さあ、死ぬまで「 元気 」に生き抜こう      』

そんな私の心の琴線に触れた言葉がこれだったのです。

『  時代は坂道を転がるように悪化している。
    健康でなければ幸せにはなれない。
       だから用心しなさい。
     暗くならず後悔しないように
      「 元気 」を出して
   残りの人生を生き抜くことが大切なのだ    』

と神様に言われたような気がしています。

『 元気 』はとても大切です。

『 から元気 』でも何でも良いのです。
『 元気 』なふりをするだけでも
気持ちが少し前向きになり『 生き抜く 』気力がわいてきます。

『 元気 』を出して『 生き抜き 』ましょう。
一生懸命『ニキビ治療』に取り組んでいても
一進一退で結果が出ない時があります。
次々問題が発生してつらい時もあります。

そんな時、このコラムの小さな情報が
『 元気 』を出して『 生き抜く 』きっかけとなり
『ニキビ改善』につながる存在になるといいですね。

私の仕事は
『ニキビに悩む世界』にやむを得ずお住まいの読者が
『ニキビ無しの世界』にお住まいになれるように
橋渡しする役目。
『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 32年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿など
 「ニキビ改善」を意識できる「情報」を数多く提供。
 「 元気 」を出して「生き抜く」きっかけとなり
 「ニキビ改善」につながる「気分転換」も推奨して
 「ニキビ無しの別世界」への道が開ける定期便   』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せて います。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、 ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を32年やってきた中で非常に重要と思い標語に したものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

(バックナンバーは
 https://www.tokachi-media.com/content/column をご覧下さい。)

第165回からは、
医師の『小林弘幸先生』の本
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(KKベストセラーズ)
の最終章にある『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
『腸を整える』という項目を発展させ、
『 腸 活 』について独自に掘り下げ、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えています。

『 腸 活 』とは、腸内にいる細菌の『善玉菌』を強化し、
正常な腸内環境を保って健康な体を手にいれることです。

『 腸 活 』が上手く行くと、
便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんの
『ニキビ改善』につながります。

第209回からは、
『 腸に良い油、悪い油を理解して「 ニキビ改善 」 』と題して
私たちが日常何気なく摂っている『油』について考えています。
前回は、予定を変更。

『 野菜スープ 』について
質問をいくつかいただきましたのでその回答をしつつ
『 (3) 「野菜スープ」を食べ続けることが大切です!  』
について考えました。

今回は、
『 目に見えない油 』に注意して『 ニキビ改善 』をはかる方法
について考えます。
『腸に悪い14の習慣 「これ」をやめれば腸が若返る』
 松生恒夫(まついけつねお)著 PHP新書

という本を最近読みました。

4万件以上の大腸内視鏡検査を行ってきた消化器内科の先生が
お書きになられた本です。

14の腸に悪い習慣などがわかりやすく取り上げられていて、
実体験に基づく優れた内容が満載です。
これはぜひご紹介したいと考えました。

第209回は、
『 腸に良い油、悪い油を理解して「 ニキビ改善 」 』と題して
私たちが日常何気なく摂っている『油』、
特に『サラダ油』について考えました。

脂質(油)は、タンパク質、炭水化物と並んで、
人間に必要な3大栄養素の1つです。

またエネルギー源となり、
体の組織を正常に機能させるという大切な役割を担っています。

理想的な油の摂取量は、
エネルギー全体の20から25%といわれています。

注意しなければならないのは、摂取する油の内容です。

油の主成分は『脂肪酸』で、
大きく『飽和脂肪酸』と『不飽和脂肪酸』に分類されます。

このうち『不飽和脂肪酸』は、

イ)体内で作ることができない必須脂肪酸を多く含む。
  食事として外部から摂る必要がある。

ロ)人間の体をつくる細胞の細胞膜を構成する成分でもある。

 ( 細胞膜には、細胞に必要な栄養素を取り込み、
   不要なものをシャットアウトする重要な働きがある。
   細胞膜に異常が起こると、
   発がん物質が体内に貯留しやすくなる可能性が生じる。)

ハ)植物性脂肪(植物油など)に多く含まれる。

ニ)腸やニキビに悪い影響を与える油は、
  不飽和脂肪酸 のうち 『 n-6系(オメガ6系)脂肪酸 』。
  その代表が 『 サラダ油 』。

  『 サラダ油 』 = 紅花油、ひまわり油、コーン油、
             キャノーラ(なたね)油など
  を避けることが『 ニキビ改善 』につながる。

  腸の慢性炎症(潰瘍性大腸炎、クローン病)、
  腸の悪性腫瘍(大腸がん)の予防にもなる。
    (第211回メルマガ より)
『飽和脂肪酸』は、

イ)動物性脂肪(肉類、乳製品、バター、ヨーグルトなど)に多く含有される。

ロ)食事が欧米化し、
  さらには外食やコンビニ食、ファーストフードなどを摂取する機会が多くなり、
  油の摂取が動物性脂肪に偏る傾向が強い。

油というと、
食用油やバター、ラードなど『見える油』ばかりが頭に浮かびますが、
油には『見えない油』 もあります。

『「見えない油」とは、肉類や穀物、豆類、乳製品、
  いわゆる中食 (スーパーやコンビニの惣菜)などの食品に含まれている油 』
のことです。

『 油の摂りすぎを心配する人は、
 この「見えない油」の摂り方にこそ注意が必要である 』

と松生先生は力説しています。

日本人は、
『見える油』に対して、『見えない油』を2.5倍も多く摂取している
そうです。

例えば、乳製品からは一日4.6グラム、卵からは4.4グラムも摂っています。

又パスタやグラタン、オムライスなどの料理も、
バターやチーズ、肉をたくさん使うと『脂質』が多めになります。

インスタント食品、冷凍食品も実は『見えない油』がたっぷりだとか。

意外と知られていないのが、『加工品』。

以下の話は、
『 油が大量に使われる仕組みがわかりやすく解説 』されています。
『 熟読して今後の食生活に生かす必要がある 』と思われます。
『 私の取り組み 』も参考になればと考えて併記させていただきます。

例えば、
冷凍餃子には具だけでなく皮にも油が塗られていることが多いそうです。
(ギクリ!笑)

『私の取り組み』:餃子大好きです。
         中華料理店では欲望に負けてたくさん食べます。
         お腹の調子が悪くなりますが、
         体調回復の訓練だと考え野菜スープの具を工夫したり
         炭水化物を控え気味にして回復をはかります。

餃子に限らず、
『 加工品には製造のプロセスで、
  味だけでなく、形を整えたり、見た目を美しくするために、
  同じ料理を手作りするのに比べて何倍も油を使う(恐怖!汗)』

そうです。

『 大量生産されているサンドイッチは、
  パンの内側だけでなく、
  中の具を接着させるために油(マーガリン!など)を使っている
  (これは!! 大汗)ことがよくある 』

そうです。

『私の取り組み』:私は本当はサンドイッチ大好き人間です。
         コンビニなどのサンドイッチを食べると体調が悪化する
         ことに気づきました。
         またラベルに書かれている添加物の多さもあり
         ここ数年は食べていません。

『 日常的に使っているカレーやシチューのルーにも油は多め 』

とのことです。

『私の取り組み』:カレーも大好きです。
         トランス脂肪酸がかなり含まれているのが前提の食べ物
         と考え、出された時以外は極力食べないようにしています。
         食べた後は『トランス脂肪酸 体内注入 されました』
         と体がしっかり反応してくれます(笑)。

『 クラッカーやチョコレートなどの菓子類にもかなりの油が使われている 』

そうです。

『私の取り組み』:クラッカーやビスケットは基本食べません。
         チョコレートは本当は大好きなのですが、
         成分表示をみてカカオ成分多めのものや
         ブラックチョコレートを時々食べます。

『 インスタントラーメンでは100グラムにつき、
  なんと20.9グラムもの油が含まれているものもある 』

そうです。

『私の取り組み』:昭和の人間なので学生時代の頃を思い出し
         無性に食べたくなります。
         非常食として数食用意しておき、消費期限近くになると
         お湯を入れ替えて油を落とし、
         スープは飲まないで食べます。
         体にかゆみが出現するので水を多めに飲みます。

『加工食品』はおいしいものが多く、
近年は味や見た目がさらに向上して消費者にアピールしているようです。

私は某食堂のある社長さんの『すごい太っ腹』が気になっています。
人気店の社長さんで多分自社商品の試食を常にしているはずです。
欲望が勝りそうな時、その『太っ腹』を頭に思い描いて
『やっぱり止めておこう』と気を引き締めています。

『 目に見えない油 』は要注意です。

『ニキビ患者』さんの場合、
『小太りのニキビ患者』さんは治りにくい方が多いです。

『小太りのニキビ患者』さんは
『油たっぷりの食べ物やお菓子がやめられない』
などと訴える場合が多いのです。

でも中には、
2割ぐらいの確率でやめたり減量できる患者さんもいます。
その場合、時間の経過とともに『ニキビ改善』に向かうことが多いです。
『           日本人は
 「見える油」に対して「見えない油」を2.5倍も多く摂取しています。
     インスタント食品、冷凍食品、サンドイッチ、
       お菓子、カレーやシチューのルー
     も実は「見えない油」がたっぷりです。

         「見えない油」には
 「サラダ油」や「トランス脂肪酸」も含まれているのでご用心。

「 見えない油 」を理解して「 ニキビ改善 」に努めましょう! 』

『ニキビ改善』はもちろん、 健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。 [今回のポイント]は以下の通りです。

【今回の4決め!落ち穂拾い】
『     「 腸 活 」で「ニキビ改善」
〜(43)腸に良い油、悪い油を理解して「 ニキビ改善 」〜
目に見えない油に注意して「 ニキビ改善 」     』

  • ・ 医師の『小林弘幸先生』の本
      『自律神経が整えば休まなくても絶好調』の最終章にある
      『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
      『腸を整える』という項目を発展させ、
      『 腸 活 』を独自に掘り下げています。
  • ・ 「見えない油」とは、肉類や穀物、豆類、乳製品、
       いわゆる中食 (スーパーやコンビニの惣菜)などの食品
       に含まれている油のことです。
  • ・ 「見えない油」の摂り方にこそ注意が必要である
       と松生先生は力説されています。
  • ・ 加工品には製造のプロセスで、
       味だけでなく、形を整えたり、見た目を美しくするために、
       同じ料理を手作りするのに比べて何倍(!)も油を使います。
  • ・ 『小太りのニキビ患者』さんは
       『油たっぷりの食べ物やお菓子がやめられない』
       と訴えることが多くニキビが改善しにくい方が多いです。
  • ・『 日本人は 「見える油」に対して「見えない油」を2.5倍も多く摂取しています。
         インスタント食品、冷凍食品、サンドイッチ、
           お菓子、カレーやシチューのルー
         も実は「見えない油」がたっぷりです。

             「見えない油」には
     「サラダ油」や「トランス脂肪酸」も含まれているのでご用心。

    「 見えない油 」を理解して「 ニキビ改善 」に努めましょう! 』
  • ・ 『ニキビ改善』はもちろん、
        健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その196」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

外来患者さんの異変は気を付けていないとわかりません。

長年通院していただいている馴染みの患者さんは
表情や歩き方、声のトーンなどが
私の頭の中にある程度イメージングされています。

お互い気心が知れていますから正直に何でも話してくれます。

年齢による変化もある程度補正ができますから
『異常値』が出ると何となくわかるのです。

『        こんな時代だから
        幸せは健康が連れてくる
    さあ、死ぬまで「 元気 」に生き抜こう       』

そして

『  時代は坂道を転がるように悪化している。
    健康でなければ幸せにはなれない。
       だから用心しなさい。
     暗くならず後悔しないように
      「 元気 」を出して
   残りの人生を生き抜くことが大切なのだ    』

このことを毎日、自問自答しながら
私は「 元気 」を出してまだ生きたいと考えています。
  次回も『 油 』について考えます。

それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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