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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2021年6月21日配信)

第202回『「 腸 活 」で「ニキビ改善」~(33)腸内環境を改善するひと工夫~  腸に良い習慣 「 植物性乳酸菌(プロバイオティクス)リッチ 」を取り入れて 「 ニキビ改善 」  

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

 

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

前回の当診療所のアンテナを突っつく『キツツキ』のお話の続編です。

当科では4月初旬から
早朝に一羽の『キツツキ』が飛来するようになりました。

『キツツキ』はテレビアンテナのポール(下部)にしがみつき
嘴でポールを超高速(笑)で突きまくり
『ダダダッー ダダダッー  ダダダッー』
工事現場の騒音を思わせるような騒音を響かせます。

診療所の敷地内のことなので全ては自己責任。
私が大声を上げつつ小石を投げると
『キツツキ』は退散しました。

しかし『キツツキ 愛称:ツッキー(オス)』
はその後も不規則に当科の屋上に襲来。

午前中の診療中にも『騒音』を響かせるようになりました。

『ツッキー』は私が小石を投石しようと外に出ると
横睨みでしばらく突っつく姿を私に見せつけた後に
嘲笑うように飛び去ります。

またある日には何と『愛称:ツッコ(メス)』を同伴して
自分の奏でる音楽(笑)をたっぷり聞かせ
デートの様子を見せつける大胆な行動(苦笑)
に出るようになりました。

そこで私は専門業者に依頼して、
鳥除けの特殊金具をこれでもかと取り付けました。

『ツッキー』はアンテナのポール(上部)にしか登れなくなりました。
(下部)にしがみつき最大限に共振効果を発揮して
周辺に轟いていた『騒音』は半分以下に減少しました。

それでも『ツッキー』は意地でもやめませんでした。

さらに私は、別の業者さんに依頼して
剣山のような金属製品を8個装着したところ
『ツッキー』はさすがに退散しました。

『トライアンドエラー 手数が多い方が勝つ』
1ヶ月半の攻防で私は学びました。

何事も一度の『トライ』で
『結果』を出すことは難しいですね。

『何度もトライする』ことで『結果』を出す
ことができることが実際は多いです。

なかなか改善しないニキビの場合も同じです。
『何度もトライする』ことが『ニキビ改善』につながります。
私の仕事は
『ニキビに悩む世界』にやむを得ずお住まいの読者が
『ニキビ無しの世界』にお住まいになれるように
橋渡しする役目。
『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 31年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿など
 「ニキビ改善」を意識できる「情報」を数多く提供。
  ニキビ対策について「何度もトライ」することが
 「ニキビ改善」につながり
 「ニキビ無しの別世界」への道が開ける定期便   』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、 根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せて
います。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、 ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を30年やってきた中で非常に重要と思い標語にしたものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

(バックナンバーは
 https://www.tokachi-media.com/content/column をご覧下さい。)

第165回からは、
医師の『小林弘幸先生』の本
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(KKベストセラーズ)
の最終章にある『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
『腸を整える』という項目を発展させ、
『 腸 活 』について独自に掘り下げ、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えています。

『 腸 活 』とは、腸内にいる細菌の『善玉菌』を強化し、
正常な腸内環境を保って健康な体を手にいれることです。

『 腸 活 』が上手く行くと、
便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんの
『ニキビ改善』につながります。

第199回からは、最新の研究からわかってきた
『 積極的に取り入れたい 腸によい 6つの習慣 』
について考えています。
前回は、
『 腸に良い習慣 「 グルタミン リッチ 」』を取り入れて
『腸内環境改善』をはかり『ニキビ改善』につなげる方法の後編。
『グルタミン』を上手に取り入れる実践編について考えました。

         

今回は、
『 腸に良い習慣
 「 植物性乳酸菌(プロバイオティクス)リッチ 」
 を取り入れて『腸内環境改善』をはかり
 「 ニキビ改善 」をはかる方法 』について考えます。
『腸に悪い14の習慣 「これ」をやめれば腸が若返る』
 松生恒夫(まついけつねお)著 PHP新書
という本を最近読みました。

4万件以上の大腸内視鏡検査を行ってきた消化器内科の先生が
お書きになられた本です。

14の腸に悪い習慣などがわかりやすく取り上げられていて、
実体験に基づく優れた内容が満載です。
これはぜひご紹介したいと考えました。

健康な腸を保つために、
最近話題になっているのが『プロバイオティクス』です。

『プロバイオティクス』とは、
『 善玉菌を増やして、腸内環境をよくする微生物や菌、
  またそれらを含む食品 』
のことです。

人間の腸には、100種類以上、
100兆個以上の腸内細菌が住んでいます。

腸内細菌は、
口から摂取された栄養分を使って発酵することで増殖し、
同時にさまざまな代謝物を生み出します。

また、外部から侵入した病原菌が腸内で増殖するのを防いで、
感染しないように体を守る役割もしています。

『プロバイオティクス』の代表は『乳酸菌』です。

『乳酸菌』の整腸作用は昔からよく知られており、
1908年パスツール研究所のメチニコフは
『乳酸菌は腸内で増殖し、老化防止や長寿に役立つ』
と述べています。

『乳酸菌』は

漬物、味噌等の植物由来の発酵食品に含まれる『植物性乳酸菌』
ヨーグルト等に含まれる『動物性乳酸菌』

に分類されます。

『植物性乳酸菌』と『動物性乳酸菌』との違いは何でしょうか?

『植物性乳酸菌』は、
胃や腸の中に入っても、胃液や腸液で死滅することなく、
多く生き残って大腸まで届く力が強い『乳酸菌』。

『動物性乳酸菌』は、
大腸に到達する前に、胃液や腸液で死滅しやすい『乳酸菌』。
でも死滅した『動物性乳酸菌』は善玉菌のエサになるので
ムダにはなりません。

『植物性乳酸菌』は利点が多いと思われます。

近年、『動物性乳酸菌』の代表『ヨーグルト』が腸内環境を守る万能選手
のごとくあつかわれています。

日本人は1960年代以前には、
ほとんどヨーグルトを摂取していませんでした。

松生先生によると、
日本人は1960年代のデータで
『世界で大腸がんの死亡率が最も少ない国』だったそうです。

漬物、味噌等に含まれる『植物性乳酸菌』の力が関係していた
と考えて良いでしょう。

第189回、第190回のコラムでも取り上げましたが、
私は自分で『ぬか漬け』を作って自作の漬物を毎日食べています。

自身の食生活を反省し
『植物性乳酸菌』の不足を補うために食べています。
食物繊維も補うことができます。

きゅうり、人参、大根、長芋、最近のお気に入りはゴボウです。

保存料その他のことを考えずに
安価に安心して『植物性乳酸菌』を摂ることができるのは最高です。
(ぬか床のコストや野菜の購入費用を考えても1回数十円程度
 かと思います。)

その他の工夫もあって体調は非常に良いです。
本当にオススメです。

ニキビ患者さんでも『ぬか漬け』を始めた方が数人いらっしゃいます。
便秘が改善して薬の減量につながっています。

腸に良い習慣
「 植物性乳酸菌(プロバイオティクス)リッチ 」
を意識的に取り入れて『腸内環境改善』をはかりましょう。
『ニキビ改善』はもちろん、
健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。
[今回のポイント]は以下の通りです。


【今回の4決め!落ち穂拾い】

『腸に良い習慣
「 植物性乳酸菌(プロバイオティクス)リッチ 」
を取り入れて「 ニキビ改善 」』

  • ■  医師の『小林弘幸先生』の本
     『自律神経が整えば休まなくても絶好調』の最終章にある
     『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
     『腸を整える』という項目を発展させ、
     『 腸 活 』を独自に掘り下げています。
  • ■  今回は 腸に良い習慣
     「 植物性乳酸菌(プロバイオティクス)リッチ 」
     を取り入れて『腸内環境改善』をはかり
     「 ニキビ改善 」をはかる方法について考えます。
  • ■  『プロバイオティクス』とは、
     『 善玉菌を増やして、腸内環境をよくする微生物や菌、
       またそれらを含む食品 』のことです。
  • ■  『プロバイオティクス』の代表は『乳酸菌』。
     イ)漬物、味噌等の植物由来の発酵食品に含まれる『植物性乳酸菌』
      胃や腸の中に入っても、胃液や腸液で死滅することなく、
      多く生き残って大腸まで届く力が強い『乳酸菌』。

     ロ)ヨーグルト等に含まれる『動物性乳酸菌』

      大腸に到達する前に、胃液や腸液で死滅しやすい『乳酸菌』。
      死滅した『動物性乳酸菌』は善玉菌のエサになりムダにはならない。

      の2つに分類されます。
  • ■  第189回、第190回のコラムでも取り上げましたが、
      私は自分で『ぬか漬け』を作って自作の漬物を毎日食べています。
     『植物性乳酸菌』に加え『食物繊維』も補うことができます。
  • ■  保存料その他のことを考えずに
      安価に安心して『植物性乳酸菌』を摂ることができるのは最高です。
     (ぬか床のコストや野菜の購入費用を考えても1回数十円程度)
  •  
  • ■  ニキビ患者さんの中には『ぬか漬け』で
      便秘が改善して薬の減量につながっている方もいらっしゃいます。
  • ■ 腸に良い習慣
     「 植物性乳酸菌(プロバイオティクス)リッチ 」
     を意識的に取り入れて『腸内環境改善』をはかりましょう。
  • ■『ニキビ改善』はもちろん、
     健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その185」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

その後『ツッキー』は一度だけ当科に飛来しました。
私が睨みつけると『ツッキー』は寂しげにすぐさま退散しました。

今でも『ツッキー』は当科からかなり離れた場所に
お気に入りのアンテナを見つけ『騒音』を響かせています。

私は更なる『秘策』の準備を完了しています。

次回も、
『 腸内環境を改善するひと工夫 』
について考えます。
それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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